WordPressのダウンロード&インストール方法!導入手順を解説します

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WordPressのダウンロード&インストール方法!導入手順を解説

WordPressでブログやWebサイト、ホームページを作成するには、WordPressをサーバーにインストールする必要があります。

ただ、これからWordPressを初めて使う人の中には、WordPressのインストールやダウンロードの方法が分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、WordPressのダウンロード&インストールの方法について、初心者向けに詳しく解説していきます。

WordPressの導入手順を自動インストールと手動インストールの2パターンで紹介するので、これからWordPressでブログやホームページを立ち上げたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

これからWordPressの導入を検討しているなら、コアサーバーV2プランがおすすめです。

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目次

WordPressをインストールする前に用意するもの

WordPressをインストールする前に必要なものは、以下の通りです。

  • レンタルサーバー(WordPress対応)
  • FTPクライアント(ファイル転送ソフト)

これらを事前に用意しておくことで、WordPressのダウンロードやインストールをスムーズに進められます。

ここからは、それぞれの項目について順に詳しく解説します。

レンタルサーバー

WordPressをインストールしてブログやホームページを公開するには、レンタルサーバーを用意する必要があります。

レンタルサーバーはインターネット上の土地のような存在であり、ブログやホームページのデータを保存する役割を担っています。

レンタルサーバーの役割

サーバーをレンタルせずに利用する場合、自分でサーバー機器を購入し、設定やメンテナンスを行う必要があり、大きな負担となります。

コストや手間がかかり、専門知識も求められるため、多くの人にとってはレンタルサーバーを契約する方が現実的です。

レンタルサーバーとは何か、という内容については、以下の記事でも詳しく解説しています。

FTPクライアント

WordPressをインストールする前に必要なツールの一つに、FTPクライアントがあります。

FTPクライアントとは、FTP(File Transfer Protocol)を利用し、パソコンからサーバーへファイルをアップロードまたはダウンロードするためのソフトウェアです。

特に手動でWordPressをサーバーにインストールする場合は、FTPクライアントを使用してサーバーにアクセスし、必要なファイルをアップロードする必要があります。

代表的なFTPクライアントソフトには、以下のものがあります。

手動でWordPressをインストールする場合は、事前にFTPクライアントを用意しておきましょう。

WordPressをインストールする2つの方法

WordPressをインストールする方法には、大きく分けて以下の2つがあります。

WordPressをインストールする2つの方法

  1. WordPress公式サイトからダウンロードしたファイルを利用して手動でインストールする
  2. レンタルサーバーの簡単インストール機能を利用する

VPSやAWSなど、カスタマイズ性を重視する環境では、手動インストールが必要です。

一方、一般的なレンタルサーバーなら、簡単インストール機能を使えば初心者でも手軽にWordPressを導入できます。

ここからは、それぞれのインストール方法を順番に詳しく解説していきます。

WordPress公式サイトからダウンロードしたファイルを利用する

WordPressをインストールする方法の一つに、WordPress公式サイトからファイルをダウンロードし、手動でインストールを行う方法があります。

VPSやAWSなど、カスタマイズ性を重視する場合は手動インストールが必要です。

サーバーやデータベースの設定を細かくカスタマイズしたい中・上級者の方には、手動でのインストールをおすすめします。

ただし、設定を間違えると正常にWordPressをインストールできない可能性もあるため、注意してください。

WordPressをダウンロードする手順は、以下のとおりです。

WordPressをダウンロードする手順
  1. WordPressの公式サイトにアクセスする
  2. ダウンロードボタンをクリックしてファイルをダウンロードする
  3. ダウンロードしたzipファイルを解凍する

zipファイルの解凍が完了したら、以下の手順でサーバーにファイルをアップロードしましょう。

詳しい手順については、実際の画面キャプチャーを交えて記事内で解説しています。

各項目をクリックすると、それぞれの詳しい解説部分へ移動しますので、ぜひ参考にしてください。

レンタルサーバーの簡単インストール機能を利用する

WordPressをインストールする方法として最も簡単なのが、レンタルサーバーの「簡単インストール機能」を利用することです。

WordPressは人気のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)なので、多くのレンタルサーバーでは、管理画面から数回クリックするだけでWordPressをインストールできる機能が提供されています。

簡単インストール機能の特徴は以下のとおりです。

  • 迅速にWordPressサイトを公開できる
  • サーバー設定やデータベース設定の手間が不要
  • 管理画面から直感的な操作が可能

例えばコアサーバーの場合、アプリインストール画面で「WordPress」を選択するだけで、簡単にWordPressをインストールできます。

手動インストールとの違い
  • 手動インストールの場合、WordPressをダウンロードし、FTPソフトを使ってサーバーにアップロードする必要があります。設定ミスをすると、サイトが正常に表示されないことも。
  • コアサーバーの簡単インストール機能を使えば、面倒な作業は一切不要!数クリックでセットアップが完了し、すぐにWordPressを始められます。

特別な理由がない限り、基本的には手動でのインストールよりも、レンタルサーバーの簡単インストール機能を利用することをおすすめします。

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簡単インストール機能を使ってWordPressを導入する手順

レンタルサーバーの簡単インストール機能を使って、WordPressを導入する手順は以下のとおりです。

簡単インストール機能を使ってWordPressを導入する手順
  1. レンタルサーバーを契約する
  2. 独自ドメインを取得する
  3. ドメイン設定を行う
  4. サイト設定を行う
  5. WordPressのインストールを行う
  6. WordPressへログインする

ここからそれぞれの手順について、1つずつ詳しく解説していきます。

レンタルサーバーを契約する

まずはWordPressをインストールするレンタルサーバーを申し込みましょう。

初心者でも簡単にWordPressをインストールしたい場合は、「簡単インストール機能」が搭載されているレンタルサーバーを選ぶようにしてください。

弊社のコアサーバーでは、管理画面から数回クリックするだけで簡単にWordPressをインストールできる機能が搭載されています。

簡単にWordPressをインストールしたい方は、ぜひコアサーバーをご検討ください。

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おすすめのレンタルサーバーの比較については、以下の記事でも詳しく解説しています。

独自ドメインを取得する

レンタルサーバーの契約が完了したら、次に独自ドメインを取得しましょう。

独自ドメインとは?

Webサイトの場所を示す住所のようなものです。Webサイトやホームページを立ち上げるためには、必ずドメインが必要になります。

独自ドメインは、自分で希望の文字列を選び利用できるドメインであり、世界に1つだけのオリジナルドメインです。

独自ドメインを説明した画像

独自ドメインを取得するには、バリュードメインなどのドメイン取得サービスを利用するのが一般的です。

例えばバリュードメインの場合、トップページの検索窓に取得を検討しているドメインを入力すれば、取得可能かどうかを検索できます。

バリュードメインのドメイン検索画面

以下の検索窓からもドメイン検索が可能ですので、ドメイン名がお決まりの方は、さっそく検索してみましょう。

取得したいドメインをご入力ください

独自ドメインとは何か、という内容については、以下の記事でも詳しく解説しています。

ドメイン設定を行う

独自ドメインを取得したら、続いてドメイン設定を行いましょう。

今回はコアサーバーのV2プランを例に解説します。

  1. 管理画面左側のメニューから「ドメイン」をクリックします。
  2. 画面右側にある「新しく追加」ボタンをクリックします。
  3. ドメイン名を入力し、「作成」をクリックします。
  4. ドメイン一覧の中に追加されれば、ドメイン設定は完了です。

WordPressのインストールを行う

ドメイン設定が完了したら、続いてWordPressのインストールを行ってください。

左メニューの「ツール」をクリックします。

コアサーバーの「ツール」メニュー

続いて、画面右側の「アプリ・ブラウザー」タブをクリックしてください。

コアサーバーの「アプリ・ブラウザー」タブ

画面を下にスクロールし、「WordPress」ボタンをクリックします。

コアサーバーのWordPressインストール画面

「このアプリケーションをインストール」ボタンをクリックしてください。

コアサーバーのWordPressインストール画面

インストール先のドメインをプルダウンから選択します。

コアサーバーのWordPressインストール画面

設定欄が表示されますので、必要な情報を入力してください。

コアサーバーのWordPressインストール画面
管理者ユーザー名任意のユーザー名を半角英数字で入力します。
管理者パスワード任意のパスワードを半角英数字や記号で入力します。
管理者の電子メール利用可能なメールアドレスを入力します。
ウェブサイトのタイトル任意のサイトタイトルを入力します。
ウェブサイトのタグライン任意のタグライン(キャッチフレーズ)を入力します。

さらに画面を下へスクロールし、「インストール」ボタンをクリックします。

コアサーバーのWordPressインストール画面

インストールが完了すると、WebサイトのURLと管理画面のログインURLが表示されます。

コアサーバーのWordPressインストール画面

WordPressへログインする

WordPressのログイン方法は以下の通りです。

  1. 管理画面のログインURLをクリックします。
  2. インストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力してください。
  3. 入力後、WordPressの管理画面が表示されればログイン完了です。

WordPressのログイン方法やログインできないトラブルの解決方法は、以下の記事でも解説しています。

WordPressを手動でダウンロード・インストールする手順

WordPressを手動でダウンロード・インストールする手順は以下のとおりです。

WordPressを手動でダウンロード・インストールする手順
  1. サーバー環境を準備する
  2. WordPress公式サイトからファイルをダウンロードする
  3. ダウンロードしたzipファイルを解凍する
  4. サーバーとFTPソフトを準備する
  5. サーバーでデータベースを作成する
  6. FTPソフトをサーバーに接続する
  7. 解凍したWordPressファイルをアップロードする
  8. WordPressにアクセスし、インストールする
  9. WordPressへログインする

手動インストールの特徴は、サーバーやデータベースの設定を細かくカスタマイズできることです。そのため、VPSやAWSなど、カスタマイズ性を重視する場合に最適です。

ここからは、それぞれの手順について順を追って詳しく解説します。

手動でのインストールが難しいと感じる場合は、バリュードメインの「おまかせスタート」サービスを利用するのがおすすめです。

バリュードメインの「おまかせスタート」画面

「おまかせスタート」を利用すれば、面倒な設定をすべて代行してもらえるため、手間なくホームページやブログを開設できます。

初心者の方やWebに関する知識に不安がある方は、ぜひ「おまかせスタート」サービスのご利用を検討してみてください。

おまかせスタートの詳細はこちら>>

サーバー環境を準備する

WordPressを手動でダウンロード・インストールする前に、適切なサーバー環境を準備する必要があります。

ここではAWS EC2インスタンスを立ち上げる場合と、VPSを利用する場合の基本的な手順を解説していきます。

AWS EC2インスタンスを立ち上げる場合

AWSでEC2インスタンスを立ち上げる基本的な手順は、以下のとおりです。

  1. AWSアカウントの作成
    AWSの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
  2. EC2インスタンスの作成
    AWSマネジメントコンソールから、EC2インスタンスを作成します。
  3. EC2へのSSH接続
    ローカルPC(ターミナル)からEC2へSSH接続します。

接続する際は、以下のコマンドを使用してください。

ssh -i "your-key.pem" ubuntu@your-ec2-ip

ローカルPCのターミナルから上記コマンドを入力すると、EC2インスタンスへ接続できます。

VPSを利用する場合

VPSを使ってWordPressをインストールするための基本的な手順は以下のとおりです。

  1. VPSサービスの契約
    まずはVPSを契約しましょう。
    ConoHa VPS」や「さくらのVPS」などが有名です。
  2. VPSへのSSH接続
    レンタルVPSのIPアドレスを確認し、ローカルPCからSSH接続してください。

SSH接続には、以下のようなコマンドを使用します。

ssh root@your-vps-ip

WordPress公式サイトからファイルをダウンロードする

次に、WordPress公式サイトのダウンロードページにアクセスしてください。

WordPress公式サイトのダウンロードボタン
WordPressのダウンロードボタン

右上のダウンロードボタンをクリックし、ファイルをデスクトップなど分かりやすい場所に保存しておきましょう。

ダウンロードしたzipファイルを解凍する

WordPressをダウンロードしたら、zipファイルを解凍してください。

ダウンロードしたzipファイルを右クリックし、「すべて展開」をクリックしましょう。

Macの場合はファイルを右クリックして、「このアプリケーションで開く」から「アーカイブユーティリティ」をクリックします。

WordPressファイルの解凍画面

以下のように、ダウンロードしたzipファイルとは別のフォルダが生成されれば成功です。

WordPressファイルの画像

サーバーとFTPソフトを準備する

AWSやVPSなどの環境でWordPressを手動でインストールする場合、サーバーの準備とFTPソフトの設定を行う必要があります。

まずはサーバーに以下のソフトウェアがインストールされていることを確認してください。

OS Ubuntu 22.04 LTS、Debian 12、Amazon Linux 2023、Rocky Linux 9
Webサーバー Apache 2.4 または Nginx 1.24以上
PHPバージョン PHP 8.1以上
データベース MySQL 8.0以上 または MariaDB 10.6以上

サーバーにWordPressのファイルをアップロードするため、FTPソフトも準備しておきましょう。

代表的なFTPソフトは以下のとおりです。

サーバーでデータベースを作成する

続いて、サーバーでデータベースを作成していきます。

サーバーにMySQLまたはMariaDBがインストールされていることを確認し、必要ならインストールをしてください。

コマンドは以下のとおりです。

Amazon Linux / RHEL / CentOS の場合
sudo yum install -y mariadb-server
sudo systemctl start mariadb
sudo systemctl enable mariadb
Ubuntu / Debian の場合
sudo apt update
sudo apt install -y mariadb-server
sudo systemctl start mariadb
sudo systemctl enable mariadb

MySQLを使用する場合、「mariadb-server」を「mysql-server」に変更してください。

次に、WordPress用のデータベースとユーザーを作成します。

MySQLにログインするコマンド
sudo mysql -u root

続いて、以下のコマンドを入力して、データベースを作成します。

データベースを作成するコマンド
CREATE DATABASE wordpress DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci;

次に、WordPress用のデータベースユーザーを作成し、適切な権限を付与します。

WordPress用のデータベースユーザーを作成するコマンド
CREATE USER 'wpuser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'strong_password';
GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress.* TO 'wpuser'@'localhost';
FLUSH PRIVILEGES;
EXIT;

「wpuser」は任意のユーザー名で、「strong_password」は強力なパスワードに変更してください。

FTPソフトをサーバーに接続する

サーバーにデータベースを作成したら、FTPソフトを使ってサーバーに接続します。

例えばFileZillaの場合、「ファイル」から「サイトマネージャー」を開き、「新しいサイト」をクリックします。

サーバーに接続するために、以下の設定を入力してください。

AWS(EC2)

プロトコル SFTP - SSH File Transfer Protocol
ホスト EC2のパブリックIPアドレス(例: 13.112.xxx.xxx)
ポート 22
ログオンタイプ 鍵ファイル
ユーザー名 ubuntu(Amazon Linux は ec2-user)
鍵ファイル EC2作成時にダウンロードした .pem ファイル

VPS(ConoHa VPS、さくらのVPSなど)

プロトコル FTP または FTPS
ホスト VPSのIPアドレス
ポート 21
ユーザー FTPユーザー名
パスワード FTPパスワード
暗号化 明示的なFTP over TLSを使用

入力後に「接続」ボタンをクリックすれば、FTPソフトをサーバーに接続できます。

解凍したWordPressファイルをアップロードする

事前に解凍したWordPressファイルを、サーバーにアップロードします。

あらかじめFTPソフトで、サーバーに接続をしておきましょう。

ローカル側で「wordpress」ファイルのフォルダを開き、サーバー側にアップロードを行います。

FileZillaでWordPressをアップロードする画面

弊社のコアサーバーの場合、ドメインの「/public_html/」という階層にアップロードしてください。

FileZillaでWordPressファイルをアップロードする画面

wordpressフォルダ内のすべてのファイルを、「/public_html/」へドラッグ&ドロップしてください。

WordPressにアクセスし、インストールする

WordPressファイルのアップロードが完了したら、WordPressにアクセスして、インストールを行いましょう。

ブラウザを開き、サーバーのURLにアクセスします。

例)http://your-server-ip/

もし、ドメインを設定している場合には、ドメインのURLを入力してください。

例)http://example.com/

アクセスができたら、WordPressのセットアップ画面が表示されます。

「さあ、始めましょう!」をクリックしてください。

WordPressの手動インストール画面

次に、データベース情報を入力する画面が表示されるので、以下の情報を入力します。

WordPressのデータベース情報入力画面
データベース名 wordpress
ユーザー名 wpuser
パスワード your_password
データベースのホスト名 localhost または RDS のエンドポイント
テーブル接頭語 wp_(デフォルトでOK)

AWS RDSを使用している場合、ホスト名の代わりにRDS のエンドポイントを入力します。

your-rds-instance.abcdefg1234.us-east-1.rds.amazonaws.com

入力が完了したら、「送信」をクリックしてください。

データベースに接続後、「wp-config.php を自動作成できます」と表示されたら、「インストールを実行」をクリックします。

もし「wp-config.php」の書き込み権限がない場合は、手動で作成するように指示されます。

手動で「wp-config.php」を作成する方法は、以下のとおりです。

まずは、サーバーにSSHでログインします。

ssh -i /path/to/key.pem ec2-user@your-server-ip

wp-config.php を作成します。

sudo cp /var/www/html/wp-config-sample.php /var/www/html/wp-config.php

wp-config.php の編集を行います。

sudo nano /var/www/html/wp-config.php

以下の情報を編集します。

define('DB_NAME', 'wordpress');
define('DB_USER', 'wpuser');
define('DB_PASSWORD', 'your_password');
define('DB_HOST', 'localhost'); // RDSの場合はエンドポイント

保存して終了します。

設定が完了したら、「インストールを実行」をクリックしてください。

続いて、WordPressの管理者アカウントの作成画面が表示されます。

以下の情報を入力してください。

サイトのタイトル任意のサイト名
ユーザー名任意のユーザー名
パスワード任意のパスワード
メールアドレス管理者用メールアドレス
検索エンジンの表示基本はチェックを外す

入力が完了したら、「WordPressをインストール」をクリックします。

WordPressへログインする

「成功しました!」というメッセージが表示されたら、インストール完了です。

次のURLにアクセスし、設定したユーザー名とパスワードでログインします。

http://your-server-ip/wp-admin/

ドメインを設定している場合、以下のURLにアクセスしてください。

http://example.com/wp-admin/

WordPressの管理画面が表示されれば、ログイン完了です。

WordPressのダッシュボード画面

WordPressの使い方マニュアルについては、以下の記事で詳しく解説しています。

WordPressの手動インストールができない原因と対処法

WordPressの手動インストールができない原因は、以下のとおりです。

WordPressの手動インストールができない原因
  • FTPソフトでレンタルサーバーに接続できない
  • PHPやMySQLのバージョンが古い
  • データベースの設定ミスでエラーが発生する
  • .htaccessファイルの記述ミス
  • 「無効なURLです」という表示が出る

WordPressの手動インストールは手間がかかったり、専門知識が必要になったりすることが多いです。

AWSやVPSを利用する場合でなければ、レンタルサーバーの「簡単インストール機能」を利用したほうがよいでしょう。

ここからそれぞれの原因と対処法について、1つずつ詳しく解説していきます。

FTPソフトでレンタルサーバーに接続できない

WordPressを手動でインストールする際に、FileZillaなどのFTPソフトを使ってサーバーに接続できないことがあります。

サーバーに接続できない原因として考えられるのは、以下のとおりです。

  • サーバーのホスト名(サーバーアドレス)が間違っている
  • FTPユーザー名またはパスワードが間違っている
  • ポート番号(21、22、990など)が合っていない
  • 暗号化の設定(FTP / FTPS / SFTP)が違う

まずはレンタルサーバーの管理画面で、FTP接続情報に間違いがないか確認してください。

FTPパスワードを忘れた場合は、再設定を行って新しいパスワードを設定しましょう。

また、レンタルサーバー側でFTPアクセスが制限されている可能性もあるため、セキュリティ設定を確認してください。

PHPやMySQLのバージョンが古い

WordPressの手動インストールができない原因として、PHPやMySQLのバージョンが古いことが考えられます。

WordPressは定期的にアップデートされており、古い環境のままPHPやMySQLを使っていると、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • WordPressのインストール時にエラーが発生する
  • WordPressの動作が不安定になる
  • サイトセキュリティ上のリスクが高まる

WordPressの公式推奨環境は以下のとおりです。

PHP バージョン7.4以上
MySQL バージョン8.0以上
MariaDB バージョン10.5以上

もし古いバージョンのPHPやMySQLを使用していてインストールができない場合は、各ソフトウェアを最新版にアップデートして再度インストールを試してみてください。

データベースの設定ミスでエラーが発生する

WordPressの手動インストールを行う際には、データベースの接続情報を正しく設定する必要があります。

インストール時によく発生するデータベース関連のエラーと原因は、以下のとおりです。

  • 「データベース接続確立エラー」が表示される場合
    wp-config.phpのデータベース接続情報(データベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト名など)が間違っている。または、データベースが作成されていない。
  • 「指定されたデータベースが存在しません」と表示される場合
    wp-config.phpに記載したデータベース名が間違っている。または、MySQLのユーザーに適切な権限が設定されていない。

これらのエラーが出た場合は、wp-config.phpの記述内容や、MySQLユーザーの権限設定、MySQLサーバーのアクセス制限設定を確認し、適切な設定を行ってください。

.htaccessファイルの記述ミス

WordPressを手動でインストールする際、.htaccess ファイルの記述ミスによりエラーが発生し、正常にインストールできないことがあります。

.htaccess とは、Apache Webサーバーの設定ファイルであり、WordPressではパーマリンクやリダイレクトの設定時に使用されます。

まずは基本的な .htaccess の記述を確認し、ミスがないかチェックしましょう。

基本的な.htaccess の記述
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • RewriteEngine On が記述されているか?
  • RewriteBase / は適切か?(サブディレクトリにインストールする場合は、RewriteBase /wordpress/ などに設定)
  • mod_rewrite.c が有効になっているか?

.htaccess ファイルが空、または存在しない場合は、wp-config.php があるフォルダに新しく作成してください。

上記のコードを記述したら、サーバー側で「.htaccessを表示する設定」が有効になっているかどうか確認してください。

「無効なURLです」という表示が出る

WordPressを手動でインストールしようとした際に、「無効なURLです」というエラーが表示され、インストールが進まないことがあります。

このエラーが表示される原因として、以下が考えられます。

  • wp-config.php に誤ったURLが設定されている
  • .htaccessに誤ったリダイレクト設定がある
  • WordPressアドレス(URL)の設定ミス

wp-config.php の設定を確認し、正しいURLが記述されているかを確認してください。

また、.htaccessファイルも確認し、記述ミスがあれば修正を行いましょう。

正しい.htaccess 設定
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

データベースに保存されているWordPressのURLも確認し、間違っていれば修正を行ってください。

phpMyAdminを使った修正方法
  1. phpMyAdmin にログインします。
  2. wp_options テーブルを開きます。
  3. siteurl と home の値を確認し、正しいURLに変更します。

WordPressプラグインのインストール・ダウンロード方法

WordPressプラグインのインストール・ダウンロード方法についてもお伝えします。

プラグインとは

WordPressをカスタマイズするための追加機能のこと。

お問い合わせフォームを設置したり、サイト装飾、SEO対策ができるものなど、様々なプラグインがあります。

ここから、以下の2つの方法について、詳しく解説していきます。

  1. ダッシュボードからインストールする方法
  2. ファイルをアップロードしてインストールする方法

ダッシュボードからインストールする方法

WordPressプラグインをダッシュボードからインストールする方法は、以下のとおりです。

  1. WordPressダッシュボードの左メニューから、「プラグイン」をクリックします。
  2. 「新規プラグインを追加」ボタンをクリックします。
  3. 右上の検索窓に、プラグイン名を入力します。
  4. 下の検索結果から目的のプラグインを探し、「今すぐインストール」をクリックします。
  5. 「有効化」をクリックします。

ファイルをアップロードしてインストールする方法

プラグインの中には、ファイル形式で用意されているものもあります。

ファイル形式で提供されているプラグインの場合、ダッシュボードからアップロードしてインストールが可能です。

  1. WordPressダッシュボードの左メニューから、「プラグイン」をクリックします。
  2. 「新規プラグインを追加」をクリックします。
  3. 「プラグインのアップロード」をクリックします。
  4. 「ファイルを選択」をクリックし、zip形式のファイルを選択します。
  5. 「今すぐインストール」ボタンをクリックし、「有効化」をクリックすれば、インストール完了です。

WordPressのダウンロード&インストールに関するQ&A

WordPressのダウンロード&インストールに関する、よくある疑問は以下のとおりです。

WordPressのダウンロード&インストールに関するQ&A
  • WordPressを無料で始める方法は?
  • WordPressをローカル環境にインストールする方法は?
  • WordPress簡単インストール機能のデメリットは?
  • WordPress簡単インストールができない原因と対処法は?

ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説していきます。

WordPressを無料で始める方法は?

WordPressは、無料でも始めることができます。

そもそも、WordPress自体は誰でも無料で利用が可能です。

ただし、WordPressを始めるためには以下のものが必要になってきます。

独自ドメイン年額1,000円〜3,000円
レンタルサーバー月額500円〜2,000円
WordPressテーマ無料〜有料(5,000円〜15,000円)
WordPressプラグイン無料〜有料(数千円〜数万円)

一般的には上記の初期費用がかかりますが、これらをすべて無料で揃えれば、実質的にはWordPressを無料で利用可能です。

WordPressを無料で始める方法について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

WordPressをローカル環境にインストールする方法は?

WordPressをローカル環境にインストールするには、ローカル環境構築ツールをインストールする必要があります。

以下のようなツールを利用するのがおすすめです。

ローカル環境にWordPressをインストールする手順は、以下のとおりです。

  1. ローカル環境構築ツールをインストールする
  2. WordPress公式サイトからWordPressをダウンロードする
  3. MySQLデータベースを作成する
  4. WordPressのセットアップを行う
  5. WordPressにログインする

ローカル環境にWordPressをインストールしたいなら、上記の手順で操作を行ってください。

WordPress簡単インストール機能のデメリットは?

レンタルサーバーの「WordPress簡単インストール機能」には、以下のようなデメリットがあります。

  • レンタルサーバーごとに仕様が異なる。
  • データベース設定を自由に変更できない。
  • 不要な設定が入ってしまう。
  • 最新のWordPressバージョンではない可能性がある。
  • セキュリティのカスタマイズが難しい。

データベースの設定やセキュリティのカスタマイズを行いたい場合は、WordPressを手動でインストールしたほうがよいでしょう。

ただし、これからWordPressを初めて利用する初心者には、WordPress簡単インストール機能の利用をおすすめします。

WordPress簡単インストールができない原因と対処法は?

レンタルサーバーの「WordPress簡単インストール」ができない原因として、以下の点が考えられます。

  • サーバーのPHPバージョンが古い
  • すでにWordPressがインストールされている
  • インストール先のフォルダが間違っている
  • SSL設定が有効になっていない

レンタルサーバーのPHPバージョンを確認し、推奨バージョンであるPHP 7.4以上に変更してください。

また、すでにWordPressがインストールされている場合は、新たにインストールできません。そのため、事前に確認しましょう。

また、WordPressのインストール先フォルダが間違っていると、正常にインストールできない可能性があります。

レンタルサーバーでSSL設定が有効になっていないと、インストール後に「https://」でのアクセスができません。

SSL設定が有効になっているかどうか、レンタルサーバーで確認してください。

まとめ:WordPressのダウンロード&インストールを実践してみましょう

ここまで、WordPressのダウンロードとインストール方法について詳しく解説しました。

WordPressのインストール方法には、公式サイトからファイルをダウンロードして手動でインストールする方法と、レンタルサーバーの簡単インストール機能を利用する方法があります。

VPSやAWSを利用し、カスタマイズ性を重視する場合は、手動インストールが必要です。

一方、一般的なレンタルサーバーでは、簡単インストール機能を使えば、初心者でも手軽にWordPressを導入できます。

手軽にWordPressサイトを立ち上げたい場合は、レンタルサーバーを利用するとよいでしょう。

また、これからWordPressの導入を検討しているなら、コアサーバーV2プランがおすすめです。

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Posted by admin-dev


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