ドメインの取得費用の相場とは?更新や移管にかかる料金も解説します
独自ドメインは他ユーザーからSEOの影響を受けなかったり、セルフブランディングに繋がったりと、さまざまなメリットがあります。
一方で、独自ドメインを運用する際は一定の費用がかかるため、ランニングコストについて考慮しなければいけません。
この記事では、ドメインにおける費用について詳しく解説します。
- ドメインの取得費用の相場
- ドメインの更新や移管にかかる料金
- 無料ドメインと有料ドメインの違い
- 料金を支払って独自ドメインを取得すべき理由
これから独自ドメインの取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ドメインを運用する際は、ドメインの費用だけでなくサーバーも合わせたトータルのコストを考えることが大切です
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ドメインとはWebサイトにとっての住所のようなもので、ドメインの仕組みがなければサイトにアクセスすることができません。
そのためドメインは全く同じものが存在せず、取得した人がそれぞれ固有のドメインを持つような形になります。
不動産を取得する際に登記費用がかかるように、ドメインを取得する際にもお金がかかるような形です。
ドメインを取得する際にかかる費用にはいくつかの種類がありますので、ここからそれぞれの料金について詳しく解説していきます。
ドメインで料金がかかる3つの場面
ドメインで料金がかかる場面は、主に以下の3つです。
- 取得
- 更新
- 移管
また、稀に上記3つ以外の場面でも料金を課しているサービスもあるので、参考までにご一読ください。
1. 取得費(新規登録)
ドメインの種類 | 取得費用 |
---|---|
.com | 0~2,000円 |
.net | 0~2,300円 |
.jp | 350~3,000円 |
.tokyo | 100円前後 |
.shop | 250円〜 |
.org | 880円~2,000円 |
.info | 300円〜 |
.biz | 200円〜 |
※2024年1月時点
ドメインを取得する際に取得費用がかかります。
ドメイン取得費は「.com」や「.net」などの種類によって異なりますが、おおよそ1,000~3,000円程度です。
「.jp」など国コードトップレベルドメインの場合、2,000〜10,000円ほどかかるので覚えておいてください。
取得費用に価格差があるのは、レジストリがドメインの新規登録に対して原価割引を設けているため、キャンペーンとして安めに設定されることがあるためです。
また、人気のある文字列のドメインや過去に実績があるWebサイトで使われていた中古ドメインの場合には、価格が高価になることがあります。
ドメインは、取得費用だけでなく毎年更新費用がかかるため新規取得時の費用だけなく更新費用もチェックしましょう。
2. 更新費
ドメインの種類 | 更新費用 |
---|---|
.com | 1,838円〜 |
.net | 1,982円〜 |
.jp | 3,803円〜 |
.tokyo | 1,982円〜 |
.shop | 5,330円〜 |
.org | 1,982円〜 |
.info | 1,982円〜 |
.biz | 2,116円〜 |
※2024年1月時点
ドメインは基本的に1年ごとに更新費がかかります。
バリュードメインの更新料は上記の通りとなっており、取得費用よりも高くなることが多いです。
2年、3年など長期間契約を結ぶと更新費用を安くすることができるので、ドメインを長期間使用するのであればまとめて支払ったほうがお得になります。
どのトップレベルドメインを選ぶかによって更新費用も変わってくるため、最初の取得の際には取得費用だけでなく更新費用も確認しておくようにしましょう。
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独自ドメインの更新費用が永久無料になるキャンペーンはこちら>>3. 移管費
ドメイン管理会社を別会社に移す「移管作業」を行う場合にも、費用がかかります。
利用中のサービスに不満があったり、サーバー会社と統一したりなどの事情から、人によってはドメイン管理会社を変える機会があります。
移管時の費用はドメインの種類や管理会社によって異なりますが、1,000~5,000円程度です。
移管費は移管してから1年分の管理費に当たり、そこから1年ごとに更新費がかかります。
ドメインの移管については「【3ステップでできる】ドメインを移管する方法を徹底解説!条件とメリット、注意点も紹介」の記事で詳しく解説しています。ドメイン移管の流れなどを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
4. その他
非常に稀なケースですが、ドメイン管理会社によっては以下の名目で費用が発生することがあります。
- WHOIS代行およびWHOIS変更
- JPの移管
- DNSの各種設定変更
そのため、ドメインを取得する際は上記の費用がかかるか否か確認しておきましょう。
ちなみに、バリュードメインは非常にシンプルな料金体系を取っており、上記の費用は一切かかりません。
ドメイン運用にあたってかかるのは取得時・更新時・移管時の3つだけなので、将来かかるランニングコストを算出しやすいです。
ドメイン取得費用の相場
ドメイン取得費の相場を、種類ごとに以下の表にまとめてみました。
ドメインの種類 | 費用相場 |
---|---|
.com | 0~2,000円 |
.net | 0~2,300円 |
.jp | 350~3,000円 |
.tokyo | 100円前後 |
.xyz | 50~150円 |
.co.jp | 4,000~8,000円 |
ドメインの種類によって費用のばらつきはありますが、SEOへの影響はほとんどないと言われています。
ドメインがもつイメージを考慮し、ブログやホームページ・会社やブランドにあったものを選ぶようにしましょう。
ただし「.xyz」や「.tokyo」などのドメインはあまり見慣れないため、取得できるのであれば「.com」「.net」など馴染みのあるドメインにした方が良いでしょう。
ドメインごとに取得料金が違うのはなぜ?
「.com」や「.net」などのドメインごとに取得料金が違うのは、各ドメインごとに原価が異なるのが理由です。
バリュードメインなどの国内ドメイン販売会社はVeriSign(アメリカ企業)などのレジストリからドメインを仕入れています。
レジストリごとにドメインの原価が異なるため、ユーザーに販売する際の料金も変わってくるような形です。
レジストリについては、下記で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
特に「.jp」以外のドメインは為替の影響を受けるため、円安になってしまうと原価も上がってしまいます。
今後は「.com」や「.net」などの主要ドメインの値上げが予想されるため、まだ取得料金が安いうちに購入しておくのがおすすめです。
.comドメインの値上げ対策に関しては下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
無料ドメインと有料ドメインの違い
ドメインには無料で利用できる「共有ドメイン」と、取得時や更新時に費用がかかる「独自ドメイン」の2種類に分けられます
共有ドメインと独自ドメインの違いについて、以下の表にまとめてみました。
共有ドメイン | 独自ドメイン | |
---|---|---|
利用者 | 不特定多数 | 自分だけ |
費用 | 無料 | 有料 |
SEOへの影響 | 他ユーザーに左右されやすい | 他ユーザーの影響を受けない |
共有ドメインは不特定多数のユーザーと共有することから、費用が一切かかりません。
その代わり、他ユーザーの行動次第でSEOの影響を受けるリスクがあるため、労力がアクセス数に反映されにくいケースがあります。
一方の独自ドメインは、取得してから毎年費用がかかります。
しかし、独自ドメインは自分だけが利用する仕組み上、他ユーザーによるSEOへの影響を受けることがありません。
独自ドメインであればサイト運営の労力がSEOへ反映されやすいため、集客や売上を伸ばしたい方におすすめです。
独自ドメインについて詳しくは「【徹底解説】独自ドメインとは?メリット・デメリットとおすすめドメインも併せて紹介」の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
料金を支払ってドメインを取得するべき理由3選
ドメインは共有ドメインと独自ドメインの2つに分けられることは、先述の通りです。
双方ともメリット・デメリットがありますが、商用目的で運用するのであれば、以下3つの理由から独自ドメインがおすすめです。
- 永続的に使える
- 他ユーザーからの影響を受けない
- ブランディングに繋がる
順番に見ていきましょう。
永続的に使える
独自ドメインは更新費さえ支払い続ければ、永続的に利用できます。
共有ドメインだとサービスが終了した途端に使えなくなってしまうリスクがあり、別ドメインへ乗り換えなければいけません。
独自ドメインであれば、仮にドメイン管理会社が倒産した場合、前もって移管しておけば今まで通り利用できます。
他ユーザーからの影響を受けない
他ユーザーからの影響を受けずにサイトを運用できることも、独自ドメインのメリットです。
共有ドメインは他ユーザーと共有で利用している仕組み上、SEOへの影響をどうしても受けてしまいます。
そのため、自分が良質なコンテンツを提供していたとしても、検索順位に反映されにくいことがあります。
サイト運用を本気で取り組むのであれば費用をかけてでも、他ユーザーからの影響を受けずに済む独自ドメインを取得しましょう。
ブランディングに繋がる
独自ドメインは自分だけが使えるドメインであるため、ブランディングにもなり得ます。
社名やサービス名をドメインに含めれば、サイトURLを通して社名の認知に繋がることもあるでしょう。
なおドメインのブランディングについては、「ドメイン=住所の認識は損。本当のドメインの価値とは?」でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ドメインの料金についてよくある質問
- ドメインの毎年の更新料が高いのはなぜ?
- レンタルサーバーの維持に必要な料金はどれくらい?
ドメインの料金についてよくある疑問は上記2つ。
ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。
ドメインの毎年の更新料が高いのはなぜ?
ドメインは卸元であるレジストリが新規登録に対して原価割引を設けているため、取得費用が安めに設定されています。
そのためドメインの毎年の更新料が高いわけではなく、新規取得料金が割引価格になっているという形です。
バリュードメインのようなドメイン販売業者は卸元の原価割引を利用して新規登録価格を安くし、新規のドメイン取得のハードルを下げるようにしています。
原価割引を使用しないセールや更新に対する割引は行わないというのがドメイン全般のルールとなっているような状況です。
レンタルサーバーの維持に必要な料金はどれくらい?
Webサイトを運営するためにはドメインの他にレンタルサーバーの契約も必要です。
レンタルサーバーの維持費はサービスによって異なりますが、相場としては月額1,000〜1,200円くらいになります。
ドメインの維持費が年間1,000〜2,000円くらいなので、レンタルサーバーと合わせると年間で13,000〜16,000円くらいはかかると思っておきましょう。
まとめ:ドメインの取得費用の相場はおよそ2,000円です
ここまで、ドメインの取得費用の相場や更新、移管にかかる料金について詳しく解説してきました。
ドメインには大きく分けて、無料で利用できる「共有ドメイン」と、毎年費用がかかる「独自ドメイン」の2種類があります。
商用利用やセルフブランディングを狙うのであれば、費用を払ってでも独自ドメインを取得するのがおすすめです。
独自ドメインは、年間1,000~4,000円程度のランニングコストで運用できます。
独自ドメインの更新費用は毎年かかりますが、レンタルサーバーの中には、ドメインとセットで利用することで、ドメインの更新費用が無料になるものがあります。
ドメインを運用する際は、ドメインの費用だけでなくサーバーも合わせたトータルのコストをチェックするようにしましょう。
ドメイン+レンタルサーバーのトータルコストを最安級で安くしたいならコアサーバーV2プランとバリュードメインの同時契約でドメインの更新費が永年無料となるキャンペーンがおすすめです。
ドメインの更新費用が無料になることでWebサイト運用時のランニングコストを大幅に抑えられます。
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