BASEで独自ドメインの設定方法を5ステップで解説!メリットと注意点も紹介
ネットショップを手軽に作れるプラットフォーム「BASE」のショップで売上が立たないと、お悩みの方は多いのではないでしょうか。売上が伸びない要因の1つに、検索流入が少ないことが考えられます。
BASEネットショップを独自ドメインで運用すれば、運営元の影響を受けずにSEO対策が可能で、集客やブランディングに繋がる可能性があります。
この記事では、BASEでの独自ドメイン導入について、以下の内容を解説しています。
BASEネットショップを初期発行されたドメインで運用されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
BASEとは?自分でネットショップを開設できるプラットフォーム
BASEとは、自分でネットショップを開設できるプラットフォームのことです。BASEの特徴は、以下のようにネットショップに必要なあらゆる機能を備えていることです。
- 「BASE App」による拡張機能
- BASE独自の決済システム
- 豊富なデザインテンプレート
ネットショップを開設するとあらゆる手間が生じますが、BASEであれば少ない労力で管理できます。ただし、ネットショップへの集客はご自身で行う必要があることは、理解しておきましょう。
ネットショップへの集客方法はいくつかありますが、特に重点的に行うべきことはSEO対策です。独自ドメインはBASEショップの影響を受けずにSEO対策が出来るので、ぜひ取り入れてみてください。
SEO対策ついては「WebサイトのSEO対策を徹底解説!Value Domain Analyserなら一括解析が可能」の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
BASEのサイトを独自ドメインで運用するメリット2選
BASEで開設したネットショップは、独自ドメインで運用できます。独自ドメインで運用するメリットは、以下の2つです。
- 運営元の影響を受けずにSEO対策ができる
- ブランディングに繋がる
順番に見ていきましょう。
1. 運営元の影響を受けずにSEO対策ができる
独自ドメインは運営元の影響を受けずにSEO対策ができるため、頑張った分だけ成果が上がる可能性があります。
BASEでネットショップを開設した場合、以下いずれかの共有ドメインから選ぶことになります。
- thebase.in
- base.shop
- shopselect.net
- base.ec
- theshop.jp
- handcrafted.jp
- fashionstore.jp
- buyshop.jp
- supersale.jp
- official.ec
- kawaiishop.jp
共有ドメインの特徴は、独自ドメインと違って無料で利用できることです。一方で、共有ドメインは他のユーザーとシェアする都合上、自分が頑張ってもSEOの評価へ反映されにくい傾向にあります。
そこで、独自ドメインを導入すれば検索流入の増加に繋がり、結果として売上の向上も見込めるでしょう。
独自ドメインと共有ドメインの違いについては「【徹底解説】独自ドメインとは?メリット・デメリットとおすすめドメインも併せて紹介」の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
2. ブランディングに繋がる
独自ドメインはURLに自身のサービス名や社名を組み込めるので、ブランディングに繋がります。URLを通してユーザーへネットショップ名の認知を上げる役割も果たしてくれるので、集客アップも見込めます。
ブランディングに成功すれば長期的な集客にもつながるので、ぜひ早いうちから独自ドメインを導入してみましょう。
BASEのサイトで独自ドメインの設定方法5ステップ
BASEで独自ドメインを設定する方法は、以下の5ステップです。
- BASEでショップを開設する
- ドメインを取得する
- サブドメインのCNAMEを設定する
- BASE App「独自ドメイン」をインストールする
- ドメイン名を指定する
1つずつ解説します。
1. BASEでショップを開設する
まずはBASEでネットショップを開設します。ネットショップ開設の流れは、以下の通りです。
- アカウントを作成する
- メール認証を行う
- 氏名・事業所在地・販売価格・支払い方法など、ショップ情報を入力
- 商品を登録する
- ショップの見た目を整える
- 公開
BASEでネットショップを公開した時点で、共有ドメインが用いられます。ドメインは後ほど変更することになるので、一旦は共有ドメインで開設して問題ありません。
2. ドメインを取得する
ドメイン管理会社で独自ドメインを取得します。個人なら多くのユーザーに馴染みのある「.com」「.net」を、法人なら「.co.jp」がおすすめです。
すでに独自ドメインを保有している方の場合は、BASEのために新しく取得する必要はありません。お持ちの独自ドメインからサブドメインを発行すれば、BASEショップへの導入が可能です。
ドメインの取得については「ドメイン取得方法と確認すべきこと!注意点・費用についても解説」の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
3. サブドメインのCNAMEを設定する
独自ドメインを取得後、ドメインの管理画面にて設定したいサブドメイン名を入力します。サブドメインとは「https://」とドメインの間に挿入される文字列のことで、CNAMEレコードを用いて設定されます。
BASEで独自ドメインを導入する際は、サブドメインでないと運用できない点に注意が必要です。そのため、サブドメインの設定を省略してしまうとBASEに独自ドメインを導入できないので、必ず済ませておきましょう。
サブドメインについては「サブドメインの意味とは?メリット・デメリットや使い方を解説!」の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
参考までに、バリュードメインにおけるCNAMEの設定方法について、以下画像付きで解説します。
バリュードメインのマイページへログイン後、画面左側のメニュー「ドメイン」をクリックします。
「DNSレコード/URL転送の設定」をクリックします。
BASEに設定したいドメインを選択し「変更」をクリックします。
入力欄に「cname (サブドメイン名) cname.thebase.in.」を入力し、画面最下部にある「保存」をクリックすれば、設定完了です。
サブドメイン名が「www」の時は、「cname www cname.thebase.in.」のように入力欄に入力します。
4. BASE App「独自ドメイン」をインストールする
BASEの拡張機能である「BASE App」のプラグイン「独自ドメイン」をインストールしましょう。
BASEログイン状態で「独自ドメイン|BASE Apps」へアクセスし、画面最下部「インストール」をクリックするだけで完了します。
5. ドメイン名を指定する
インストールしたプラグインにて、取得したドメインをBASEサイト上で運用できるように設定します。この時、サブドメインも忘れずに入力しましょう。
これでBASEネットショップにおける独自ドメインの設定は完了です。設定したドメインでアクセスできることを確認してみてください。
BASEのサイトを独自ドメインで運用するにあたっての注意点2つ
BASEネットショップを独自ドメインで運用する際は、以下2つの注意点を押さえておきましょう。
- 費用がかかる
- サブドメインでしか運用できない
1つずつ解説します。
1. 費用がかかる
独自ドメインを取得すると、取得時および毎年の更新時に年間1,000~3,000円程度の費用がかかります。費用はドメイン管理会社および取得したドメインの種類によって異なります。
なお、ドメインによっては取得費の安さに反して、更新費が相場以上に高いものもあります。そのため、ドメインを選ぶ際は取得費だけでなく更新費も考慮して選ぶようにしましょう。
ドメインの費用については「ドメインの料金がかかる3つの場面とは?取得費用の相場もあわせて解説!」の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
2. サブドメインでしか運用できない
BASEの独自ドメインはサブドメインでしか運用できないため、通常のWEBサイトとは仕様が若干異なる点にも注意が必要です。
サブドメインの文字列はお好きなもので構いません。
特にこだわりがない場合は、一般的に使われている「www.」がおすすめです。
まとめ
初心者でも簡単にネットショップを開設できる「BASE」ですが、集客の向上を狙うのであれば、独自ドメインでの運用がおすすめです。
独自ドメインを導入することで運営元の影響を受けずにSEO対策ができ、ブランディングに繋がったりします。年間1,000~3,000円程度の費用はかかってしまいますが、それをはるかに上回るリターンも十分に期待できます。
独自ドメインの設定にかかる時間も10分程度で終わるので、導入に手間がかかる心配はありません。
またバリュードメイン管理のドメインであれば弊社が提供している「Value Domain Analyzer」により、ドメインのSEO診断が受けられます。SEO診断は有料ツールなどを活用すれば測れますが、Value Domain Analyzerであれば追加料金なしで利用できます。Value Domain Analyzerはバリュードメイン管理外のドメインも診断は可能ですが、バリュードメインで管理しているドメインに限り、バックリンク数およびリンク元サイトなどを一目で把握できます。
Value Domain Analyzerは、サイト運用を通して集客したい方や売り上げを立てたい方にとって、有用なツールとなるはずです。
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