【3キャリア比較】ahamo・povo・LINEMOの特徴や料金、通話オプションを紹介

2021年6月7日2022年2月4日インターネット

3大キャリアのahamo・povo・LINEMOって、どれがいいんだろう？
違いがわからないんだけど...。

各社それぞれの強みがあるので、自分のライフスタイルに合うものを選ぶと良いですよ。

新料金プランについて、仕組みや選び方がわからない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなお悩みを解消するため、各社の特長や違いを紹介していきます。
これを読んで、ご自分に合うブランドを選んでみてください。

NTTドコモ「ahamo（アハモ）」の特徴・料金

※2021年6月時点（金額はすべて税込）

ahamo（アハモ）は、NTTドコモから提供された新ブランドです。

ahamoの強みは、国際ローミングを82か国で無料利用可能という点です。
※povoは対応時期未定、LINEMOは契約から4ヶ月間は国際ローミング利用不可となっています。

5分通話し放題が基本料に含まれている点は、通話が不要な人には少し割高に...
ただ、かけ放題をつける場合は、他の2社よりトータルで安くなります。

au「povo（ポヴォ）」の特徴・料金

※2021年6月時点（金額はすべて税込）

povoは、auから提供された新ブランドです。

povoは無料通話がなく、5分以内の通話かけ放題が別料金となっています。
これはLINEMOも同様で通話が必要かどうかを、ご自身で選べるのがメリットです。

また、220円で24時間データ使い放題になるのもpovoの特徴。
容量の大きいものをダウンロードする際に24時間使い放題にするという手もあります。

ソフトバンク「LINEMO（ラインモ）」の特徴・料金

※2021年6月時点（金額はすべて税込）

LINEMOは、SoftBank（ソフトバンク）から提供された新ブランドです。

LINEMOも、povoと同じく5分以内のかけ放題は別料金です。
ただし、1年間は5分通話が無料になるので、通話ありの月額料金は3社の中で最安です。

また、LINEMOはLINEとの連携が大きな特徴で、
LINEギガフリーは、トークや通話のデータ容量がカウントされません。
スタンプ使い放題のLINEスタンププレミアムも2021年夏から無料なのが魅力です。

3ブランド（ahamo・povo・LINEMO）の共通点

・キャリアメールを使えない

キャリアメールとは、ドコモ・au・SoftBank等が提供しているアドレスのことです。
たとえば「@docomo.ne.jp」や「@au.com/@ezweb.ne.jp」などのものです。

キャリアメールを使えないと困りませんか？

大丈夫ですよ。
キャリアメールでなくても、他のアドレスをスマホで使えますから。

格安スマホも同様で、多くの人が他のアドレスを使っています。
代わりとなるメールアドレスについては後述しますので、ぜひ参考にしてください。

・通信データ容量は20GB（超過後速度1Mbps）

3ブランドともデータ容量の上限は一律20GBで、この他に料金プランはありません。
仮に20GBを超過しても、制限後の最大速度は1Mbpsもあります。
従来の速度制限の128kbpsと比べると、約8倍ものスピードとなります。

1MbpsだとYouTubeなども通常画質で視聴可能なので、
そのため、追加でデータ容量を購入しなくても、問題なく使えるでしょう。

・4G・5G対応（povoは2021年9月14日から開始）

5GはahamoとLINEMOが対応しており、povoは2021年9月14日から利用可能の予定です。
ただし対応エリアが一部のため、契約後すぐに5Gを使えるわけではないことは、おさえておきましょう。

・申し込み・サポートはオンラインのみ

店頭や電話でサポートを行っていません。低価格を実現させるための1つの方法ですね。
不便に思うかもしれませんが、サポートもあるので問題なく利用できるかと思います。

・留守番電話サービスが使えない

留守番電話がないのは、電話をあまり使わない若者向けのサービスで、
LINEやSNSの普及で留守番電話を使うケースが減ったためです。

・事務手数料無料

3社とも事務手数料・契約解除料ともに無料となっています。
手数料も契約解除料も発生しないので、気軽に契約や変更を行うことが出来ます。

キャリアメールの代わりとなるメールアドレスは？

キャリアメールの代わりとして使えるのは、主に以下2つのメールアドレスです。

• フリーメール（Gmail・Yahoo!メールなど）
• 独自ドメインのメールアドレス

・フリーメール

フリーメールとは、アカウントを登録するだけで使える無料のアドレスです。
その中でも、よく使われているのがGoogleが提供しているサービスGmail。

Gmailは他のアプリと連携できる点が便利です。
ただし、アカウントやIDの管理が苦手な人にとっては、少しやっかいなことも...

たとえば、Googleのサービスを使っていると、名前が他者に伝わることがあります。
Googleドキュメントで他者と共有した場合に、作成者の名前も表示されてしまいます。

注意して使えば便利で無料のサービスなのでおすすめです。

・独自ドメインのメールアドレス

メインで使うアドレスとして、望ましいのは独自ドメインのメールです。

ドメインはURLの一部というだけでなく、メールアドレスにも利用可能。
aaa.comというドメインを持っていれば、○○@aaa.comというアドレスを作れます。

独自ドメインのメールアドレスが良い理由は、主に以下の5つです。

• フリーメールは迷惑メールに振り分けられることがある
• フリーメールでは応募や登録が不可のサービスもある
• 独自ドメインなら自由な文字列のアドレスを作れる
• 永久に使えるアドレスを何個でも発行できる
• ビジネスにおいて信用されやすい

迷惑メールに入ってしまうと大変ですね…。

フリーメールが相手に届かなかったり、自分が受信できなかったりしたことが、実際に何度かあって困りました。
特に仕事でGmailを使ったときは、他の通信手段でも相手に確認を取るようにしています。

フリーメールでは登録できないサービスもあるんですか？

以前、セミナーにフリーメールで応募したら、受け付けてもらえないことがありました。そういう場合は、会社のメールアドレスや独自ドメインのアドレスで応募しています。

ビジネスで使うのであれば、アドレスから伝わる印象も大事です。
たとえば企業からメールを受信したとき、フリーメールからだと不安になりませんか？
企業名のドメインメールの方が、信用されやすいのは確かです。

また、フリーメールの場合は文字列部分が早い者勝ちで、なかなか好きなアドレスを取得できません。独自ドメインなら、自由なメールアドレスを何個でも作れるのもメリット。

さらに、フリーメールと違ってサービス終了によるアドレス消滅の心配もありません。
ドメインの更新を続ける限り、永久に利用が可能です。

もしも独自ドメインの管理が不安なら、当メディア運営のバリュードメインでの取得をおすすめします。弊社ではレンタルサーバーも提供しており、ドメインとサーバーの一括管理も簡単です。

チャットやメールでもサポートしているので、お気軽にお問い合わせください。

おわりに

3社の新ブランドは、それぞれ以下のような人におすすめであることがわかりました。

電話をほとんどかけない人には、無料通話がなく基本料金の安いpovoかLINEMO。
LINEのやり取りが多い人も、LINEMOが最適です。

通話し放題をつけるならahamoがお得で、海外で使う頻度が高い人にも向いています。

その他、アプリやゲームをまとめてダウンロードするなら、24時間データ使い放題オプションのあるpovoがおすすめ。

ぜひ、ご自身の生活スタイルに合うプランを選んでみて下さい。

また、3社でキャリアメールがないことは、他のアドレスを使えばすぐに解決します。
新ブランドへの移行を機に、独自ドメインのアドレスを作ると良いでしょう。