独自ドメインを永久無料で取得する方法とは?【おすすめサービスも紹介】

2023年10月20日ドメイン

Webサイトを立ち上げるために必要なドメインには有料ドメインと無料ドメインの2種類があります。

無料ドメインはドメインの取得時にかかる費用がかからず、毎年の更新費用も無料で利用可能です。

本記事では独自ドメインを永久無料で取得する方法について詳しく解説していきます。

無料ドメインを取得できるおすすめサービスも紹介するので、ドメインを無料で取得したいと考えている人はぜひ参考にしてください。

コアサーバーでは、V2プランと同時にバリュードメインでドメインを取得すると、年間最大3,124円の更新費用が永久無料になります。

本来有料のドメインをコストゼロで運用したいと考えている人はこちらもぜひチェックしてください。

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独自ドメインとは

独自ドメインは住所

独自ドメインとはドメイン取得サービスを使って取得するドメインで、基本的には有料で取得するものです。

Webサイトを家に例えると独自ドメインは住所にあたり、世界にただ一つのオリジナルドメインになります。

独自ドメインを取得する際にはユーザーが自由な文字列を決められますが、すでに取得済みのドメインの取得はできません。

ドメインとは何か?に関しては下記の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

無料ドメインとは

無料ドメインとは、その名の通り無料で取得できる独自ドメインのことです。

無料ドメインは取得時だけでなく、毎年の更新費用もすべて無料となっています。

一般的な「.com」や「.jp」などのドメインは有料でないと取得できませんが、「.tk」や「.ml」などあまり有名でないドメインであれば無料で取得可能です。

また、主に海外サイトにはなりますが無料ドメインを取得できるサービスもあるので、コストをかけずに独自ドメインを取得できます。

有料ドメインと無料ドメインの違い

 無料ドメイン有料ドメイン
メリット
  • コストがかからない
  • 見慣れたドメインなのでユーザーから信頼を得やすい
  • 独自ドメインのメールアドレスを取得できる
  • ドメインを半永久的に使用できる
  • サポート体制が充実している
  • 取得できるドメインの種類が豊富
デメリット
  • 見慣れないドメインなのでユーザーから警戒されやすい
  • 提供会社によって利用規約が定められている
  • いきなりサービスが終了してドメインが使えなくなる可能性がある
  • 取得費用・維持費用がかかる

←表は横スクロールできます→

有料ドメインと無料ドメインの違いについて、上記の一覧表にまとめました。

無料ドメインは費用がかからないという点が最大のメリットですが、ユーザーから見た信頼性や安定利用にやや不安があります。

有料ドメインは取得・維持費用がかかる点がデメリットですが、ユーザーからの信頼性やドメインが資産となる点がメリットです。

上記の違いも理解しながら、無料ドメインと有料ドメインのどちらを使うかを検討してください。

無料ドメインのメリット

無料ドメインのメリットは、ドメインコストを抑えられるという点です。

本来であればドメインを取得するために取得費用や維持費用がかかりますが、無料ドメインはコストが一切かかりません。

Webサイト運営にかかるコストをできるだけ抑えたいと考えているのであれば、無料ドメインを使うのも選択肢としてありでしょう。

ただし無料ドメインにはデメリットもあるため、使用する際には注意してください。

独自ドメインを使って無料でホームページを作成したいと考えている人は、下記の記事もぜひ参考にしてください。

無料ドメインのデメリット

無料ドメインのデメリット
  1. 見慣れないドメイン名でサイト訪問者が不安に感じやすい
  2. 提供会社によって利用条件が決められている
  3. いきなりサービスが終了してドメインが使えなくなる可能性がある

無料ドメインのデメリットは上記3つです。

上記のデメリットを事前に理解しておかないと、無料ドメインを使って後悔する可能性もあるでしょう。

ここからそれぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

見慣れないドメイン名でサイト訪問者が不安に感じやすい

無料ドメインは見慣れないドメイン名が多いため、サイト訪問者が不安に感じやすいというデメリットがあります。

一部の訪問者はドメイン名でサイトの信頼性を判断しているため、不信感を抱かれてしまうのはマイナスポイントだと言えるでしょう。

無料ドメインの一例としては下記のようなドメイン名があります。

  • .tk
  • .ml
  • .ga

ユーザーが一般的に見慣れているのは「.com」や「.jp」なので、上記のようなドメイン名に対して警戒心を抱く人もいるかもしれません。

サイト訪問者が不信感を抱いて離脱してしまうかもしれないというのが、無料ドメインのデメリットです。

提供会社によって利用条件が決められている

無料ドメインは提供会社によってドメインを使い続けるための条件が決められています。

条件を守らないとドメインが自動停止されてしまうこともあるため、本格的にWebサイトを運営していくのであればデメリットとなるでしょう。

例えば無料ドメインサービスである「Dot TK」では、90日間で25回のアクセスがなかった場合にはドメインが自動停止してしまいます。

ドメインが停止すると今までコツコツと作り上げてきたWebサイトがなくなってしまうため、再稼働させるのに大きな労力が必要です。

上記のように無料ドメインはサービスによってはドメインが突然使えなくなってしまうリスクがあるため、本格的なWebサイト運営には向いていないと言えるでしょう。

いきなりサービスが終了してドメインが使えなくなる可能性がある

無料ドメインを提供している会社が何らかの理由でサービスを停止してしまった場合、無料ドメインは使えなくなってしまいます。

また、有料ドメインであればドメイン提供元の会社がサービスを終了しても別のドメイン管理会社にドメインを移行すればドメインを使い続けられますが、無料ドメインの場合にはドメイン自体が凍結されたり、下記のように使用することで訴えられてしまうケースもあります。

ICANNは、Freenom グループ企業の一部である認定レジストラである OpenTLD BV に侵害通知(pdf)を送信しました。

DOMAIN NAME WIRE

仮に無料ドメインが使えなくなったとしても、別にドメインを取得すればWebサイト運営を継続することは可能です。

ただしWebサイトの評価はドメインに紐づいているため、ドメインが変わってしまうとサイトの評価もゼロに戻ってしまいます。

Webサイトの評価を再度上げるためには長い時間がかかってしまうため、いきなりドメインが使えなくなる可能性があるのは大きなデメリットだと言えるでしょう。

独自ドメインを永久無料で取得する方法

独自ドメインを永久無料で取得する方法
  1. 無料ドメイン取得サービスを利用する
  2. 【推奨】サーバーとセットで有料ドメインを永久無料で契約する

独自ドメインを永久無料で取得する方法は上記2つです。

ここからそれぞれの方法について詳しく解説していきます。

無料ドメイン取得サービスを利用する

無料ドメイン取得サービスを利用して、ドメインを永久無料で取得できます。

例えば下記のような無料ドメイン取得サービスが存在するため、これらのサービスを利用して無料ドメインを取得可能です。

ただし上記のような無料ドメイン取得サービスにはデメリットもあるため、本格的なWebサイト運営にはおすすめできません。

無料ドメイン取得サービスのデメリット
  • 見慣れないドメイン名でサイト訪問者が不安に感じやすい
  • 提供会社によって利用条件が決められている
  • いきなりサービスが終了してドメインが使えなくなる可能性がある

上記のような無料ドメインのデメリットも考慮して、Webサイト運営に利用するかどうかを判断してください。

ここからそれぞれの無料ドメイン取得サービスについて紹介します。

Freenom

Freenomは無料でドメインを取得可能なサービスです。

取得できるドメインの種類としては、下記のようなドメインがあげられます。

  • .tk
  • .nl
  • .ga
  • .cf
  • .gq

ただし、Freenomで取得したドメインは1年ごとに手動で更新手続きを行わないとドメインが使えなくなってしまうため注意が必要です。

また90日間に25回以上のアクセスがないとドメインが使えなくなるため、こちらも覚えておいてください。

Freenomの公式サイトはこちら>>

No-IP

No-IPはダイナミックDNSを提供しているサービスであり、無料で「no-ip.biz」のドメインを利用できます。

ただし、ドメインを利用し続けるためには30日ごとにドメインの更新を行う必要があるので、注意してください。

更新の手続きはNo-IPから送られてくるメールか、No-IPの管理画面内で行なえます。

一般的な有料ドメインであれば1年ごとに自動更新の設定を行えるため、30日ごとに手動で更新を行う必要があるのは手間だと言えるでしょう。

No-IPの公式サイトはこちら>>

Dot TK

Dot TKは南太平洋のトケラウ政府の国営企業と、オランダの民間企業である「BV Dot TK」が合同で運営している無料ドメイン取得サービスです。

Dot TKでは、下記のようなドメインを無料で取得可能です。

  • .tk
  • .ml
  • .ga
  • .cf
  • .gq

ただし、Dot TKのドメインを使い続けるためには下記の条件が定められています。

  • 90日間に25回以上のアクセスがある。
  • 1年ごとに手動で更新を行う。

Dot TKを利用する際には、上記の点に注意するようにしてください。

Dot TKの公式サイトはこちら>>

【推奨】サーバーとセットで有料ドメインを永久無料で契約する

独自ドメインを永久無料で取得する際に推奨される方法は、サーバーとセットで有料ドメインを永久無料で契約することです。

レンタルサーバーの中にはドメインとセットで契約することで有料ドメインを永久無料で取得できるサービスが存在します。

例えばコアサーバーV2プランとバリュードメインの有料ドメインを同時契約すると、本来であれば年間最大3,124円かかるドメインの更新費用を永久無料で契約可能です。

ここからドメイン永久無料特典を受け取るための手順について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

まずはバリュードメインのアカウントにログインします。

続いて、ドメイン永久無料特典ページへとアクセスし、取得を希望するドメインの文字列を入力しましょう。

ドメイン更新費永久無料サービス画面

右側の検索ボタンをクリックするとドメインが取得可能かどうかが表示されるため、取得可能なドメインを選んで「取得する」ボタンをクリックしてください。

ドメイン更新費永久無料手続き画面の画像

下記のような画面に切り替わったら、「次へ進む」ボタンをクリックしましょう。

バリュードメインのドメイン更新費永久無料手続き画面

ドメイン情報や金額を確認し、間違いがなければ「申込み確定」ボタンをクリックしてください。

バリュードメインのドメイン更新費永久無料手続き画面

レンタルサーバーはWebサイトやブログを運営するのであれば必ず契約するものなので、サーバーと有料ドメインをセットで契約して永久無料でドメインを取得する方法も検討してみてください。

コアサーバーV2プランとドメイン同時契約の詳細はこちら>>

本格的にWebサイト運営を行うなら有料ドメインがおすすめ

これから本格的にWebサイト・ブログ運営を行いたいのであれば、無料ドメインではなく有料ドメインを利用するのがよいでしょう。

無料ドメインはサイト訪問者に不信感を与えてしまう可能性があり、いきなりドメインが使えなくなってしまうリスクも考えられるからです。

有料ドメインであれば「.com」や「.jp」など馴染みにあるドメイン名を取得でき、ドメインがWeb上の資産となって使用を続けられます。

突然ドメインが利用できなくなるという状況を避けるためにも、ドメインを長期で利用する目的であれば信頼と実績のあるドメイン管理会社で有料ドメインを取得するのがおすすめです。

バリュードメインコアサーバーV2プランのセットで契約をすれば永久無料で利用可能なので、できるだけドメインコストを抑えたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

レンタルサーバーとドメインの同時契約で永久無料になる方法はこちら>>

無料ドメインに関するQ&A

無料ドメインに関するQ&A
  • 無料で取得できるドメイン「.tk」とは?
  • 無料でドメインを取得できる「Freenom」とは?
  • 無料で利用できるレンタルサーバーはある?

無料ドメインに関するよくある疑問は上記の通り。

ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。

無料で取得できるドメイン「.tk」とは?

「.tk」ドメインとは、南太平洋にあるニュージーランド領の島国「トケラウ」の国別ccTLDです。

日本の「.jp」にあたり、本来であればその国に在住する人や団体でなければ取得できません。

ただしトケラウでは、国のプロモーションのために「Dot TK」というサイトで「.tk」ドメインを無料で取得できるようになっています。

  • 90日以内に25アクセス以上
  • 取得後1年ごとの更新

上記の条件を満たさないとドメインが失効してしまうため注意してください。

無料でドメインを取得できる「Freenom」とは?

Freenom」はオランダのアムステルダムにあるドメインプロバイダです。

「.com」などのドメインは有料でしか取得できませんが、下記のドメインであれば無料で取得できます。

  • .tk
  • .ml
  • .ga
  • .cf
  • .gq

ただし取得するドメインの文字列によっては無料取得ができないこともあるので注意が必要です。

また、仮にドメインを取得できたとしても突然使用できなくなってしまう可能性もあるため、覚えておきましょう。

無料で利用できるレンタルサーバーはある?

無料で利用できるレンタルサーバーは上記の通り。

ただし無料のレンタルサーバーは容量が少なかったり広告が表示されたりするため、本格的なWebサイト運営には不向きです。

おすすめの無料レンタルサーバーに関しては下記の記事でも解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

まとめ:無料ドメインはコストがかからない代わりにデメリットも多い

ここまで独自ドメインを永久無料で取得する方法について詳しく解説してきました。

無料ドメインを利用すればサイト運営コストを抑えられますが、ドメインを長期で利用するのであれば信頼と実績のドメイン管理会社で有料ドメインを取得するのがおすすめです。

独自ドメインを無料で取得する方法にはいくつかの種類がありますが、おすすめはサーバーとセットでドメインを契約する方法です。

コアサーバーV2プランと同時にバリュードメインでドメインを取得すれば、年間最大3,124円かかるドメイン更新費用が永久無料になります。

ドメインコストを抑えてWebサイト運営を行いたいと考えているのであれば最適なサービスなので、無料でドメインを契約したいと考えている人はぜひチェックしてください。

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この記事を監修した人
中村圭佑
中村 圭佑

GMOデジロック ドメイン管理担当
ドメイン管理7年目。ドメインとDNSオタクがいつの間にか営業管理全般の担当に。
オタク趣味全般を網羅してます。

Posted by admin-dev


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