バックリンクとは?SEO評価で重要な理由と増やすためのポイントを8つ解説
Webサイトの検索結果の順位はさまざまな要素に基づいて算出されますが、バックリンクは大きなウェイトを占めると言われています。
バックリンクを獲得するハードルは高いですが、多く獲得できればSEO効果(上位表示)が期待できます。
この記事ではバックリンクについて、以下の内容を解説しています。
- バックリンクとは
- 良い・悪いバックリンクそれぞれの特徴
- 良質なバックリンクを増やす8つのポイント
- 低品質なバックリンクを否認する方法
- バックリンク数をチェックするときはValue Domain Analyserがおすすめ!
読み終わった頃には、バックリンクを獲得する方法もわかるようになっています。検索順位が上がらないとお悩みのサイト運営者の方は、ぜひご一読ください。
バックリンクとは
まずはバックリンクの概要について、簡単に解説します。
概要
バックリンクとは、他のWebサイトがあなたのサイトURLを掲載することです。バックリンクは「被リンク」とも呼ばれています。
バックリンクの獲得は、他の運営者の方があなたのURLを掲載することを判断しないといけないため、簡単ではありません。
バックリンクが多いWebサイトほど、検索順位の上位に表示されやすくなる傾向にあります。
SEOへの効果と重要視される理由
バックリンクが多いほどSEO評価が高い傾向にある理由は、高品質な情報が掲載されている可能性があるとGoogleが判断しているためです。
検索順位が上位のWebサイトほどユーザーからクリックされやすいため、Googleとしては質の高いサイトを上位表示させたいものです。
そこで「良質なWebサイト」と判断する材料の1つが、バックリンクです。バックリンクが多ければ「いろんなサイトが引用しているから、優良な情報が載っているだろう」とGoogleが判断してくれるため、検索順位の上位に表示させやすくなります。
検索順位の上位に表示させるにあたって、バックリンクは大きなウェイトを占めるため、運営する以上は獲得に努めたいところです。
良い・悪いバックリンクそれぞれの特徴
バックリンクを増やせば、検索結果の上位に表示させやすくなります。しかし、バックリンクにも良し悪しがあるため、ただ増やせばいいわけではありません。
ここからはバックリンクの良し悪しについて、それぞれ解説します。
良いバックリンクの特徴【SEO効果に期待】
良いバックリンクの特徴は、以下の2つです。
- 自サイトに関連がある
- 権威性(E-A-T)が高い
E-A-Tとは「Experience(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取ったもので、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で示されているWebサイトの評価基準の1つです。
上記の両方に該当しているバックリンクであれば、獲得することで検索順位が上がりやすくなります。
すでに付いているバックリンクを選定する際は、良いバックリンクの特徴を満たしているリンクだけを残すようにしましょう。
悪いバックリンクの特徴【サイトの評価が下がる】
悪いバックリンクの特徴は、リンク元のサイトが低品質コンテンツばかりだったり、関連性がなかったりする場合です
悪いバックリンクばかり集まってしまうと、SEOに対して好影響どころか、むしろ検索順位を落としてしまうリスクがあります。
「関連性がない場合」というのは、例えば税金に関するサイトにもかかわらず、バックリンク元がコスメ系のメディアであるようなときです。
とはいえ、上記に該当する「悪いバックリンク」は、意図的でない限りは基本的に付く可能性は低いです。
余計なことでサイトの評価を下げないために、悪いバックリンクには気をつけましょう。
良質なバックリンクを増やす8つのポイント
良質なバックリンクを集めればSEO評価が高くなり、検索順位の上位に表示されやすくなります。
良質なバックリンクを増やすためのポイントは、以下の8つです。
- 高品質なコンテンツを作成する
- SEO以外での集客を狙う
- シェアボタンを設置する
- クライアントの事例記事を掲載する
- 寄稿してもらう
- 無料サービスを提供する
- その道のスペシャリストになる
- パートナーシップを組む
1つずつ見ていきましょう。
1. 高品質なコンテンツを作成する
高品質なコンテンツを作成していけば、自然と良質なバックリンクが集まるでしょう。
高品質なコンテンツにバックリンクが集まりやすい理由は、そこに関連するメディアが「他の人にも共有したい」と考えているからです。
運営サイトに関連するジャンルのバックリンクであれば、Googleから良質なものとみなされるため、SEO評価の向上に繋がります。
2. SEO以外での集客を狙う
SEO以外での集客を狙うことで、サイトの露出とアクセス数を増やせるため、自然とバックリンクの獲得に繋げられる可能性があります。
バックリンクを獲得するためには、当然ながら読者の方がいないと始まりません。SEOでの検索流入はサイト開設当初はほとんど見込めないため、他の集客ルートを開拓するのは、読者集めに非常に有効な手段です。
SEO以外の主な集客方法には、SNSや広告出稿などがあります。
多様な集客方法を開拓できればアクセス数の向上だけでなく、バックリンクも獲得できる可能性があるため、ぜひ試してみてください。
3. シェアボタンを設置する
サイト内にSNSのシェアボタンを設置することも、バックリンク獲得につなげる方法の1つです。
サイトを閲覧したユーザーが「役に立った」とシェアしてくれれば、バックリンクの獲得につながる可能性があります。
SNSで拡散される記事を執筆するまでが大変ですが、上手くいけばより多くの人に読まれるでしょう。
シェアボタンを設置すればSNSでシェアするためのハードルが大きく下がるため、拡散してもらえる可能性も上がるはずです。
4. クライアントの事例記事を掲載する
ご自身で何らかのサービスを提供している場合は、クライアントの事例記事を掲載することも、バックリンクの獲得に効果的です。事例記事を掲載することで、クライアント側が自サイトでシェアしてくれる可能性があります。
ただし、バックリンクの掲載はお相手の意思ありきの話になるため、過度な期待は禁物です。バックリンク獲得のために、お相手のサイトに掲載してもらうことを、無理にお願いしないようにしましょう。
5. 寄稿してもらう
他の人に自サイトへ寄稿してもらうことでも、バックリンクの獲得が見込めます。
寄稿主の人自身がWebサイトを持っている場合、寄稿記事を自身の実績として掲載してくれる可能性があるためです。
運営メディアとジャンルの近い方に寄稿を依頼すれば、良質なバックリンクとしてGoogleが評価してくれるでしょう。
6. 無料サービスを提供する
事業目的でWebサイトを運営している場合は、無料サービスを提供してみるのもおすすめです。
無料サービスの利用者がレビューすることで、バックリンクの獲得につながる可能性があります。無料であれば利用する敷居が低いため、ユーザーを集めることは難しくありません。
無料サービスの一例として、ツールやテンプレート、無料メルマガなどがあります。
また、無料サービスを提供すればバックリンクの獲得につながるだけでなく、自社サービスの周知も見込めるでしょう。上手く活用すればWebサイトのアクセスアップだけでなく、将来の顧客獲得にもつながります。
無理のない範囲で、無料サービスの提供を実施してみてください。
7. その道のスペシャリストになる
運営しているサイトのジャンルにおいて、スペシャリストの立ち位置を確立できた場合も、バックリンクを獲得しやすくなります。
スペシャリスト的な立ち位置になればコンテンツの信ぴょう性が上がり、シェアされやすくなるため、バックリンクの獲得に繋がります。
スペシャリスト的な立ち位置を確立するのは、時間がかかってしまうものです。しかし、一度確立してしまえばユーザーからの信頼を得やすいため、長期的に見ると高い効果が見込めるはずです。
8. パートナーシップを組む
自社サイトと関連性のあるジャンルであれば、他サイトにお願いしてパートナーシップを組むことも、有効な方法です。
パートナーシップを組めればWebサイトに限らず、ビジネス面全般において新たなチャンスが生まれる可能性があります。
ただし、パートナーシップ先のメディアに関連性がない場合は「低品質なバックリンク」と判断されてしまいます。パートナーシップには両者共倒れとなってしまうリスクもあるため、慎重に選定する必要があります。
また、パートナーシップをお願いする場合は、お相手のメリットも考慮した上で提案するようにしましょう。お相手側にメリットがないと、わざわざパートナーシップを組む必要がありません。
バックリンクの獲得だけでなく、ビジネス全体のメリットを考慮して、パートナーシップを検討してみましょう。
低品質なバックリンクを否認する方法
高品質コンテンツの提供を続けていけば、自ずとバックリンクは増えていきます。しかし、獲得したバックリンクの中には、いわゆる低品質なものも含まれていることがあります。
低品質なバックリンクはSEO効果を下げるため、定期的に見つけて削除していくのがおすすめです。バックリンクの削除はサーチコンソールにて、以下の手順で行います。
1. メニュー左下「リンク」をクリック
2. 画面右上「外部リンクをエクスポート」⇒「その他のサンプルリンク」を選択
3. スプレッドシート、Excel、CSVいずれかお好きなファイルでダウンロード
4. 除外したいバックリンクをテキストファイルにまとめる
5. サーチコンソール「リンクの否認ページ」へアクセス
6. 「否認リストをアップロード」よりテキストファイルをアップする
7. 完了
できる限り高品質なバックリンクだけが付いている状態にしましょう。
「ドメインパワーを高める5つの方法と計測ツールを紹介【Value Domain Analyserがおすすめ】」の記事では、ドメインパワーとバックリンクの関連性について解説しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
バックリンク数をチェックするときはValue Domain Analyserがおすすめ!
バックリンクの数やリンク元サイトを手軽に調べたい方は、弊社が提供している「Value Domain Analyzer」がおすすめです。
Value Domain Analyserはバリュードメインで管理しているドメインに限り、バックリンク数およびリンク元サイトを一目で把握できます。
Value Domain Analyserにはバックリンクの計測以外にも、以下の情報を確認できます。
- ドメインパワー
- 内部リンク数
- HTTPステータス
- SSL証明書
Value Domain Analyserを活用できればサイト運営に取り組みやすくなるため、バリュードメインでのドメイン取得をぜひご検討ください。
まとめ
バックリンクは他の人があなたの記事URLを掲載すると判断しないといけないため、増やすのは難しいです。しかし、継続的に高品質コンテンツを提供していけば、バックリンクは自ずと増えていくものです。
また、自分から能動的に動いてバックリンクを獲得する方法もあるため、できる範囲でぜひ取り入れてみてください。
最後にバックリンクを増やす主な方法を、以下にまとめてみました。
- 高品質コンテンツを公開し続ける
- SNSや広告など、検索流入以外の集客方法を開拓する
- クライアントの事例記事を掲載する
- 寄稿記事を募集する
- 専門家的な立ち位置を確立する
バックリンクを獲得できれば、検索順位の上位にサイトを表示させやすくなります。時間はかかってしまいますが、ぜひ取り組んでみましょう。
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