ドメイン名の種類一覧!「.com」「.jp」などの意味を解説

2022年3月11日ドメイン

ドメイン名には「.com」や「.jp」など様々な種類がありますが、それぞれの意味についてはよく分からないという人も多いのではないでしょうか?

実はドメイン名(トップレベルドメイン)にはそれぞれ意味があり、利用する目的によって使い分けるのが一般的となっています。

そこで本記事では、ドメイン名の種類や意味について詳しく解説していきます。

トップレベルドメインの意味を一覧で知りたいと考えているのであれば、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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ドメイン名とは

ドメイン名とはURLやメールアドレスで使われる識別番号のことで、家に例えるとインターネット上の住所のこと。

URLで言うと「https://○○/」の○○の部分がドメインです。

URL内のドメイン該当箇所

インターネット上の住所はIPアドレスと呼ばれる数字の羅列で表現されるのですが、IPアドレスを人間でも分かりやすい文字列にしたものがドメインになります。

ドメインがあることによってユーザーはWebサイトにアクセスすることができるようになり、コンテンツの閲覧やサービスの利用を行うことが可能です。

ドメインとは何なのか?という点については下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ドメイン名の種類と意味一覧

分類 ドメイン名 意味 使用目的
gTDL .com Company(会社) 商業組織が運営するサイト
.net Network(通信網) ネットワーク、インターネット関連用
.info Information(情報) 情報発信をするWebサイト
.biz Business(仕事) ビジネス・商用目的
.org Organization(組織) 非営利団体が運営するサイト
新gTDL .blog Blog(ブログ) ブログ用
.site Site(サイト) Webサイト用
.cloud Cloud(雲) IT関連のサイトや気象関連のサイト
.app Application(アプリケーション) アプリ開発会社のWebサイトなど
ccTDL .jp Japan(日本) 日本国内で運営されているサイト
.us United States(アメリカ) アメリカで運営されているサイト
.gb Great Britain(イギリス) イギリスで運営されているサイト
sTDL .museam Museam(博物館) 博物館関連のWebサイト
.travel Travel(旅行) 旅行関連のWebサイト
.mobi Mobile(携帯) 携帯電話関連のWebサイト
.coop Cooperative(協同組合) 協同組合関連のWebサイト
.gov Government(政府) 政府機関のWebサイト
.mil military(軍事) 国防関連機関のWebサイト

ドメイン名の種類と意味について、上記の表に一覧でまとめました。

ここから各トップレベルドメインについて1つずつ詳しく解説していきます。

gTLD(分野別トップレベルドメイン)

gTLD(分野別トップレベルドメイン)とは、世界中の誰でも取得できるドメインで、あらゆる種類のサイトに利用することができます。

あなたがこれからドメインを取得しようと考えているのであれば、まずはgTLDの中から探してみるのが良いでしょう。

ドメイン名 意味 使用目的
.com Company(会社) 商業組織が運営するサイト
.net Network(通信網) ネットワーク、インターネット関連用
.info Information(情報) 情報発信をするWebサイト
.biz Business(仕事) ビジネス・商用目的
.org Organization(組織) 非営利団体が運営するサイト

主なgTLDとしては上記となっており、特に

「.com」

は最も人気の高いドメインとなっています。

ドメインごとに主な対象者は決められていますが、大半は誰でも取得が可能です。

gTLDの中の一つである.orgドメインとは?という内容については下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

新gTLD(新ドメイン)

新gTLD(新ドメイン)とは、gTLDの中でも2012年以降に作られたドメイン名のことです。

「.com」や「.net」などのgTDLは非常に人気が高いため、あなたが希望する文字列のドメインを取得できないこともあるでしょう。

希望の文字列でドメインを取得したい場合は、「.shop」「.blog」や「.site」などの新TLDをチェックすると空いている可能性があるのでおすすめです。

下記に主要な新gTLDをまとめておきますので、ぜひ参考にしてください。

ドメイン名 意味 使用目的
.shop SHOP(お店) ECや商売関連のサイト向け
.tokyo TOKYO(東京) 東京都に関係するサイト向け
.blog Blog(ブログ) ブログ向け
.site Site(サイト) Webサイト向け
.cloud Cloud(雲) IT関連のサイトや気象関連のサイト向け
.app Application(アプリケーション) アプリ開発会社のWebサイトなど

ちなみにバリュードメインで取得したいドメインを検索すればすぐに空き状況を確認することが可能です。

下記の検索窓に希望する文字列を入力すれば調べることができるので、気になるドメイン名があれば一度検索してみてください。

取得したいドメインをご入力ください

ccTLD(国別トップレベルドメイン)

ccTLD(国別トップレベルドメイン)は、ISO(国際標準化機構)で規定された2文字の国コードで表現されるドメイン名です。

これらのccTLDは特定の国に住んでいる人でなければ取得ができないルールとなっています。

主要なccTLDに関しては下記の表にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

ドメイン名 意味 使用目的
.jp Japan(日本) 日本国内で運営されているサイト
.us United States(アメリカ) アメリカで運営されているサイト
.gb Great Britain(イギリス) イギリスで運営されているサイト

また、ccTLDにはセカンドレベルドメインによって属性を分けることが可能です。

企業や教育機関、政府機関など特定の条件を満たすことで登録することができるため、こちらも下記にまとめておきます。

ドメイン名 意味 使用目的
.co.jp Commercial(商用の) 日本の会社・企業
.ac.jp Academic(学術的な) 日本の教育機関
.go.jp Government(政府) 日本の政府機関・各省庁
.or.jp Organization(団体) 日本の特定の法人組織

co.jpドメインとは?という内容については下記の記事でより詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

sTLD(スポンサー付きトップレベルドメイン)

sTLD(スポンサー付きトップレベルドメイン)とは、特定の業種や事業目的のために用意されたドメインのことです。

博物館や航空運輸業界、協同組合や旅行関連業界などがsTLDの対象となっており、条件を満たさなければ使うことができません。

sTLDに関して下記の表でまとめたので、こちらもぜひ参考にしてください。

ドメイン名 意味 使用目的
.museam Museam(博物館) 博物館関連のWebサイト
.travel Travel(旅行) 旅行関連のWebサイト
.mobi Mobile(携帯) 携帯電話関連のWebサイト
.coop Cooperative(協同組合) 協同組合関連のWebサイト
.gov Government(政府) 政府機関のWebサイト
.mil military(軍事) 国防関連機関のWebサイト

ドメイン取得サービスのおすすめは「バリュードメイン」

ドメインを取得できるサービスには様々な種類がありますが、その中でもおすすめはバリュードメインです。

バリュードメインではドメイン登録実績600万件以上の国内最大級のドメイン取得・管理サービスとなっています。

570種類以上のドメインを取り扱っており、他のサービスでは取り扱っていないドメインも見つかるでしょう。

また、コアサーバーと一緒にドメインを契約することでドメインの更新費用が永久無料になるキャンペーンも行っているので、できるだけドメインのコストを抑えたい人にもおすすめです。

ドメインをお得に取得したいと考えているのであれば、ぜひバリュードメインをチェックしてみてください。

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ドメインを取得する手順【3ステップで解説】

ドメインを取得する手順3ステップ
  1. まずはドメインの文字列を決める
  2. ドメインが取得可能なトップレベルドメインを確認する
  3. トップレベルドメインを決めて取得手続きを行う

バリュードメインを例にして取得する手順を上記3ステップで解説します。

ここからそれぞれの手順について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

まずはドメインの文字列を決める

まずはあなたが取得したいドメインの文字列を決めましょう。

立ち上げるWebサイトのジャンルやテーマを先に決めてからドメイン名を決めるのがおすすめです。

また長くしすぎずに短く分かりやすいドメイン名にすることも意識してみてください。

例えば当サイトの場合は、サービス名である「バリュードメイン」をドメイン名にした「value-domain」という文字列を使用しています。

できるだけユーザーが信頼しやすく、何のWebサイトなのかひと目で分かるようなドメイン名を決めるようにしてください。

ドメインの選び方や名前の決め方については下記の記事でも詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

ドメインが取得可能なトップレベルドメインを確認する

取得したいドメインの文字列が決まったら、続いてドメインが取得可能なトップレベルドメインをチェックしましょう。

トップレベルドメインとは文字列の後に続く「.com」や「.net」などの部分のことで、他の人が同名のドメインを取得していると登録することができません。

下記の検索窓に取得を希望する文字列を入れると空き状況をすぐに調べることができるので、まずはこちらで確認してみてください。

取得したいドメインをご入力ください

トップレベルドメインを決めて取得手続きを行う

希望する文字列で空いているトップレベルドメインがあれば、ドメインの取得手続きを行いましょう。

今回は「value-domain」という文字列で検索を行い、「.site」という文字列が空いていたので取得手続きを行ってみます。

バリュードメインのドメイン検索画面

「.site」という項目をクリックしてください。

バリュードメインのドメイン検索画面

まだバリュードメインへのユーザー登録が完了していない方は、ここでユーザー登録情報を入力しておきましょう。

バリュードメインのドメイン登録画面の画像

ユーザー登録完了後にドメイン設定と価格が表示されるため、問題なければ「ドメインを登録する」ボタンをクリックします。

バリュードメインのドメイン契約画面
バリュードメインのドメイン登録画面

上記の手順で希望のドメインを取得することが可能です。

ドメイン名に関するQ&A

ドメイン名に関するQ&A
  • ドメインが取得できるかどうか検索する方法は?
  • セカンドレベルドメインの種類とは?
  • 無料でドメインを取得できるサービスはある?
  • .jpと.comはどっちがいい?

ドメイン名に関する良くある疑問は上記の通り。

ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。

ドメインが取得できるかどうか検索する方法は?

バリュードメインの検索窓に文字列を入力することで、希望の文字列でドメインが取得できるかを検索することができます。

下記の検索窓に取得を希望する文字列を入力して、空いているかどうかを確認してみてください。

取得したいドメインをご入力ください

ドメインは重複した文字列を取得することができないため、すでに他の人が取得済みのドメイン名を登録することはできません。

特に人気が高い「.com」はすでに取得されている可能性が高いため、どうしても取得したいのであれば「.net」や「.jp」などのトップレベルドメインも検討してみてください。

セカンドレベルドメインの種類とは?

セカンドレベルドメインとは、「.jp」の直前に属性を表すために登録されるドメイン名のことです。

下記にセカンドレベルドメインの種類についてまとめたので、こちらも参考にしてください。

ドメイン名意味使用目的
.co.jpCommercial(商用の)日本の会社・企業
.ac.jpAcademic(学術的な)日本の教育機関
.go.jpGovernment(政府)日本の政府機関・各省庁
.or.jpOrganization(団体)日本の特定の法人組織
.gr.jpGroup(集団)日本の任意団体
.ne.jpNetwork(ネットワーク)日本のネットワークサービス
.ad.jpAdministrative (管理上の)日本の通信事業者
.ed.jpEducation(教育)日本の小中学校
.lg.jpLocal government(地方自治体)日本の地方自治体

セカンドレベルドメインは主に企業や政府機関が利用することが多いです。

無料でドメインを取得できるサービスはある?

無料でドメインを取得できるサービスは上記のようなものがあります。

ただし人気の高い「.com」や「.net」などのトップレベルドメインは取得できないため注意が必要です。

ちなみにバリュードメインとコアサーバーV2プランを同時契約すると、ドメインの更新費用が永久無料になるキャンペーンも行っています。

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独自ドメインを無料で取得する方法について下記の記事でくわしく紹介しています。ぜひご覧ください。

.jpと.comはどっちがいい?

以下に、.jpと.comの違いを整理しました。

 .jp.com
特徴日本国内の個人・企業のみ取得可能
地域性の強調(ローカルSEOに有利)
取得には条件があり、規制が厳格
国際的に広く利用される汎用ドメイン
誰でも取得可能(取得しやすい)
世界中で通用する信頼性
メリット日本市場向けの信頼性が高い
日本国内ユーザーからの安心感
ブランド信頼を高めやすい
グローバルな認知度が高い
商業サイトやビジネス向けに最適
将来的な海外展開に対応可能
.jpと.comの違い

国内向けのビジネスやブランドを重視するなら「.jp」がおすすめです。信頼性を高め、日本市場でのSEOにも効果的です。
海外展開やグローバルな認知度を狙う場合は「.com」を選ぶと良いでしょう。世界中で通用するため、将来的なビジネス拡大にも対応できます。

「.jp」と「.com」の選択は、ターゲット市場と事業目的で決まります。どちらにもメリットがあるため、自社のニーズに最適なものを選びましょう。

まとめ:ドメイン名の種類を知り、最適なドメインを選ぼう

ここまでドメイン名の種類や意味について詳しく解説してきました。

ドメイン名には様々な種類があり、それぞれ固有の意味を持っています。

最もユーザーからの人気が高いのは「.com」や「.net」などの一般的なトップレベルドメインなので、まずは希望の文字列で取得できるかどうかを確認してみてください。

バリュードメインであれば希望の文字列でドメインを取得可能かどうかをすぐに検索することが可能です。

ドメイン登録実績600万件以上の国内最大級のドメイン取得・管理サービスとなっているため、これからドメインを取得したいと考えているのであればぜひ利用してみてください。

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この記事を監修した人
中村圭佑
中村 圭佑

GMOデジロック ドメイン管理担当
ドメイン管理7年目。ドメインとDNSオタクがいつの間にか営業管理全般の担当に。
オタク趣味全般を網羅してます。


Posted by admin-dev


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